アルミブリッジとは?
アルミブリッジとは
アルミブリッジ(歩み板)(道板)(ラダー)とは建設・建築・土木工事の足場の板として使用したり、
トラックの荷台から建設機械、資材、農機具などを積み降ろしたりするためのアルミ製の足場・梯子です。
主なメーカーとして日軽金アクトや昭和ブリッジ販売が挙げられます。
トラックの種類・重量・幅・足まわり・荷台床高など様々な状況下で最適なアルミブリッジを選びましょう。
運搬車両に受け金具がついている場合にはアングルフックタイプ、受け金具がついていない場合にはベロ式フックタイプを使用します。
アルミブリッジドットコムは長年建設業界に携わっている建設・ラッシュが運営しているため、建設業界のお客様から
様々なお問い合わせをいただきます。農家の皆様はもちろんのこと、建設業界の皆様には安心してご利用いただけますと幸いです。
アルミブリッジの選び方
アルミブリッジを選ぶポイントは、積み降ろす機械の種類(ブリッジ使用の用途)、機械の足まわり、荷台の受け金具有無、機械の重量により決まります。
機械は主に「建設機械」「農業機械」「オートバイ」から選び、機械の足まわり「鉄クローラー」「ゴムクローラー」「タイヤ」「鉄ローラー」「歩行タイプ」
から選びます。次に運搬車の荷台に受け金具がある場合は「アングルフック」、ない場合は「ベロ式フック」タイプをお選びください。
そして機械の重さ、アルミブリッジの最適な長さ・幅から選定します。
アングルフックの場合、最適な長さは「ブリッジの全長=荷台床高×2.8~3.3」、ベロ式フックの場合、最適な長さは「ブリッジの全長=荷台床高×2.8~3.3+150mm」です。
そして建機、農機のクローラおよびタイヤ幅が有効幅マイナス50mm以下であることを確認して型式をお選びください。
アルミブリッジの安全な利用方法
アルミブリッジを利用される際は積載重量をお守りください。表示されている積載重量以上の作業機の昇降には使用しないでください。
特にアタッチメントを装着した場合は、作業機全体の重量にご注意ください。
フックは確実に取り付けてご使用ください。アングルフックタイプの場合は必ず受け金具にかみあっているか、底部にフック先端があたっていないかを確認してください。
ベロ式フックタイプの場合はトラックの荷台後部にベロの根本がくるようにセットし、フックの先端が荷台と接触しているか必ず確認してください。
ブリッジのズレ防止のために、荷台後部にベロの穴に合わせてΦ18の穴を開け、付属のピンをさしてご使用ください。なお、ベロ式フックタイプは平ボディー車、ダンプカー用です。セルフ車には使用できません。
ブリッジ長さは荷台高さの2.8~3.3倍でご使用ください。トラック等の荷台に取り付けた時、傾斜角度の目安を20度内外でご使用されることを推奨いたします。荷台の高さの2.8~3.3倍の長さのブリッジをご使用いただければほぼ最適です。
加工や改造は行わないでください。熱を加えた溶接等の加工やその他の改造は強度不足の原因にもなりますのでおやめください。
アルミブリッジのヘコミ等損傷の大きい場合は、お早めに新しいものとお取替えくださるようおすすめします。
ご使用前にブリッジの異常の有無を確認してください。万一、亀裂や損傷等がありましたら、大変危険ですのでご使用をおやめください。
ブリッジのセットに注意してください。トラック等に取り付けたあと、使用する前に左右が平衡か、左右の端部が地面に接地しているか、フックが正常にかかっているかを確認してください。
左右のブリッジに平均して荷重がかかるようにご使用ください。軟地、坂道等での使用はさけ、堅固で平らかな地面の上でご使用ください。
静かに昇降してください。作業機の昇降時に急発進、急ブレーキ、急ハンドル等は大変危険ですから行わないでください。またブリッジのフレーム上に車輪、クローラー等が乗り上がらないように注意して走行してください。
破損の原因となる恐れがあります。横浅(ステップ)の破損要因にもなりますので、下降時、機体後部だけ掛かった状態になりましたら特にゆっくり走行してください。
パワーブリッジ、ローラーブリッジの上板は本体との緩衝材の役目ですが消耗品ですので傷みの激しいものはお早めに交換するようおすすめします。
ローラーをご使用の場合は昇降時にすべる危険がありますのでウインチ等をご使用ください。